12.今 君といられること
作詞:秋元康
作曲:酒井ミキオ
ススキが風に揺れて
黄金(こがね)の波が寄せる
いつもの帰り道に
季節は巡る
羽織ったカーディガンだけじゃ
ちょっと肌寒くなったね
来年のことなのに
卒業 近づいて来た
今 君といられること
そばにいられること
どれだけ大事な日々か…
ああ 君のそのすべてを
僕は覚えていたい
輝いてるこの瞬間(とき)
遠くの空が澄んで
山の尾根まで見えて
朝晩 冷え込んだら
初雪が降る
どんなに好きでいたって
別れはやって来るんだね
僕たちが自転車を
ゆっくり漕いだとしても…
今 君といられること
そばにいられること
運命 重なる日々さ
ああ たったそれだけでも
冬の足音さえも
しあわせだと思える
桜が咲くその日まで
今 君といられること
そばにいられること
どれだけ大事な日々か…
ああ 君のそのすべてを
僕は覚えていたい
輝いてるこの瞬間(とき)
今 2人 見つめ合って
何も言わなくても
心が通じているよ
ああ 同じ道歩いた
君と僕の季節は
振り返れば眩しい
輝いてるこの瞬間(とき)
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